オオハマです。
先日こんなツイートをしました。
地味なことを繰り返すべし
僕は20歳の時に英語が話せるようになったんですが、その時やっていたことは超地味でした。
英語で言いたいことを言えるようになるには
「英語のルールに沿って英文を素早く組み立てる」力が必要で、
それをやるためにはやはりある程度の量が欠かせません。
ただ英語を読んだり聞いたりするのではなく、瞬時にパッと言えるようにする必要があるのです。
僕は紙に印刷した英文をひたすらブツブツと呪文のように唱えて、家から隣駅までの距離をずーっと歩きながらやっていました。
その時は冬で寒かったのですが、手がかじさみながらも紙を持って、
英文をスムーズに言えるまで、ひたすら、ひたすら、ひたすら。声に出していました。
スラっと言えるまで繰り返し声に出す
これをやり遂げた人だけが英語を話せる側に行けるのです。
なのでやってることは全然かっこよくなかったです。ダサいです。
友達は語学留学に行ってたり周りの人は遊んでいる中、僕は1人ひたすら声に出していたのです。パッと見友達がいない奴です。
けどその甲斐あって、7日で効果を感じ、「これならイケる!」と確信することができ、その後1ヶ月続けたことでかなり色んなことが英語で言えるようになっていました。
一度何かを英語で言える感覚ができたら、あとはそのスピード、ナチュラル度を上げ、表現の幅を増やして行くだけです。
今外国人の友達と遊んだりご飯行ったりすることがあるのですが、その時喋ってる英語はほとんど全て最初の1ヶ月間で特訓した文法が軸になっているなと英語を喋りながらよく感じます。あの時の訓練のおかげやと。
文法は一度身に付ければ、色んなことを言えるようになります。
そしてその中に色んな表現を入れることができるので、好きな動画、友達との会話で知った表現など、触れていく英語がどんどん頭に染み込んでいくようになるんですよね。
これは文法を使えるように“身に付けた”人にしか分かりません。
新しい表現に出会っても「あ〜なるほどネイティブはこうやって表現するんだ、これって◯◯の文法だよね。へ〜すげぇなぁ。おもしろ〜」と、すんなり入ってくるようになります。
なのでこの英文を覚えなきゃ。みたいに苦しむこともありません。頭に使える文法として入っているのでそのまま表現が増えていきます。
閾値を超えるまでやり続けた先に、新しい世界が待ってる。
まだ英語を話す感覚がどんなものか分からない人も安心して下さい。
一定期間・一定量、何かに捧げるととんでもない進化をすることができます。
初めは本当に効果があるか分からないかも知れません。
けど、本物のスキルほど最初は目に見えて分からないものが多いです。語学でも武道でも読書でも。
ある日突然「あ、こういうことか」と分かる時が必ずきます。必ずです。
英語であれば「Umm what am I gonna do today?」(えーっと、今日何するつもりだっけ?)のようにポロッと独り言が英語になって出てきたり。
僕が初めて出てきた英語はたしかこれくらいの英語でした。その時、英語を話そう!みたいに考えていたのではなくて、ただ自然といつもの日本語を話す感じで英語が出てきました。
これは特訓をやった人であれば誰でも訪れる瞬間です。
これを“閾値”と言ったりもします。
ある一定の領域を超えると急に進化する、という感じですね。
ポケモンでLv.1~Lv.19までずーっと同じ見た目だったのに、Lv.20になった瞬間急に見た目も変わって技も増える、みたいな感じです。
Lv.19まで見た目は何も変わってないからパッと見なんも成長してないです。それがLv.20になった瞬間、成長が目に見えて分かるのです。
ポケモンの世界では経験値とか数字で分かりますが、現実世界では自分が今どれくらいのとこまで来てるのかは数字で分かりません。
だからこそ信じて続けるのです。そこを超えた瞬間、新しい世界が待っています。
今回は英会話を実現するまでの心の持ち方、マインドの話でした。
多くの人はそこをすぐ「意味ないじゃん。やぁ〜めた」と諦めてしまいますが、この記事を読んでいるあなたにはそこを乗り越えて夢を実現して欲しいなと思います。
これは僕のための記事でもあるので、定期的に読んで、不安になった時など、目標に向かって真っ直ぐ突き進むために活かしてくれたら嬉しいなと思います。
以上です。
ありがとうございました。
コメント