ブロッコリーです。
僕は日本に生まれ育ちましたが、
運良く英語を話す方法に出会うことで、
英語が話せるようになり、
アメリカの大学に通うことになりました。
外国人の友達とは英語で会話していて、
普段から洋楽をたくさん聞いています。
するとよく「Kryptonite」という歌詞が出てくるんですよね。
今回はその意味について書いていきます。
Kryptonite の意味
では結論。
「Kryptonite(クリプトナイト)」は、一般的には
アメリカのコミックスや映画に登場する
スーパーヒーロー、スーパーマンの「弱点」を指しています。
スーパーマンは通常、ほとんどの物理的な攻撃に対して無敵なので基本無敵の最強です。
ですがこの
クリプトナイトという「石」にはその力を弱める効果があるということから、
しばしば英語の歌詞ではクリプトナイトを
他の人の弱点や克服困難なものを指す際に使われることがあるんです。
↓
結果、
「君の前では僕は無力だ」
のような意味として使われ、
よく恋愛のことを歌う時に使わている、
というわけです。
なんだかおしゃれですよね。
なので
You are my Kryptonite
という歌詞があれば、それは
I am vulnerable to you.
You make me vulnerable.
という意味になります。
日本語でいうと、
「I am vulnerable to you.」
・私はあなたに対して脆弱だ。
↓
・私はあなたに傷つきやすい。
という意味になって、
そこからからさらに派生して、
日本語で言うと
・あなたには素直になれる
・あなたには心を許せる
・あなたには自分の弱いところも見せることができる
というように、
「相手に対して心を開いている」
状態である関係性を伝えることができます。
つまり、深い愛情や信頼関係があることがわかりますね。
「You make me vulnerable.」
も同じで、
・あなたは私を脆弱な状態にさせる
という意味になります。
英語感覚という概念を知る
この make という単語も学校で習ってきた
「作る」という意味ではありません。
makeの本質的な意味(コアミーニング)は
「コネコネと力を加えて変形させる」
です。
つまりさっきの英語を
ネイティブっぽく日本語に訳すと、
You make me vulnerable.で
「あなたが私をコネコネと脆弱な状態に変化させた」
という意味になります。
こういうのを僕は“英語感覚”と呼んでいて、
make にも get にも take にも、
全ての英語には
この英語感覚が宿っています。
(前置詞や文型や動詞や全ての英語です)
僕はこの英語感覚を使いこなせるようになったから、
英語をネイティブのように感じながら、
英語を使える、
話せるようになりました。
なぜこれが大事かというと、
いわゆる学校で習ってきた英語と、
ネイティブたちが思っている英語って
そもそもまるで違うものだからです。
というかそもそも学校で習ってきた英語の方が
ネイティブからしたら
そっちがかけ離れているという。
英語らしくない英語を学ばせられ、
その上に話すための英語ではなく
テストのための勉強をさせられるという、、
まさに頑張れば頑張るほど苦しくなる構造です。
英米人と日本人の言葉の使い方が違う
例えば、
「あなたの仕事はなんですか?」
と聞く時であっても、
What is your job? とはあまり聞きません。
聞くこともシチュエーションによってはあるし、
文法的にも間違ってはないので、
もちろん通じます。
でもネイティブからしたら、
What is your job? とは聞かないです。
そう言う時は
What do you do for a living?
と聞きます。
そして答える時も
I am an English teacher.
とは答えません。
ではどう答えるのか?
それこそ英語の感覚を
理解していないと出てきません。
他にも、
「あなたの趣味はなんですか?」
と聞く時も
What is your hobby? とは聞きませんし、
答える時も
My hobby is tennis. とも言いません。
通じるけど、
ネイティブからしたら何か変なのです。
なんでそう言うの?のように。
だからどんなに英語を勉強してきたとしても、
なぜか「日本人っぽい英語」になってしまうわけです。
でも、世間では資格のスコアだ、文法書だ、発音記号だ、オンライン英会話だ、、、
とか言われてしまってるわけです。
どれも間違ってはないけど、
最初に英語の感覚を理解してないと、
どんだけ勉強しても分からないよ。
もっと言うと、
英語を話せるようになりたかったら、
英語を「話すための勉強法」を知らないと
この先の人生の努力が無駄になっちゃうよ・・・
ということです。
それこそ僕は8年も英語学習に悩み、
無駄な時間を過ごしてきましたからね。
だからこそ英語を話すためには
英語感覚も、
話すための学習法も、
ちゃんと学ばないと「やばい」という・・・
ここら辺を話し始めると
3万字とかになってしまうので、
続きが気になる人はぜひ
他のブログ記事や
無料で読める英会話メルマガを読んでほしいです。
ということで少し話しがそれがましたが、
以上が Kryptonite の意味でした。
「You are my Kryptonite.」
あなたは私のクリプトナイト(弱点)だ
となり、
あなたは私を弱くしてしまう(ほど、、好きだ、。)
という意味で使われることが多い、ということでした。
英語と日本語の違いが世界観を広げる
このように、
英語は日本語とは違う感覚を持った言語で、
直訳してしまうと英文の良さが消えてしまいますし、
逆に日本語の百人一首を英語に訳しても
その“美しさ”は失われています。
つまり、どんな言語であろうと、
その言語原文が1番キレイな状態だし、
その国の人たちの視点から物事を
見ることができるので面白いです。
それが英語を学ぶと得られるメリットでもあります。
洋楽は英語を”そのまま“理解できることが
情景をリアルに描けるし、
ネイティブたちの見てる景色を覗ける条件です。
ただの直訳に縛れれることなく、
英語の感覚を理解していきましょう。
この“ネイティブ感覚“について語り出すと
10時間くらいセミナーを開けてしまうので、
さすがに今回は割愛しますね。
詳しくは無料で読めるメルマガ内で書いています。
英語をネイティブの感覚で話せるようになってみたい、
英語を話せるようになりたい、
という人は読んでみて下さい。
P.S. 洋楽を歌うメリットと効果
洋楽を歌っていると、
新しい英語表現が増えるだけでなく、
声に出すことで発音力も
話すスピードも上げることができます。
最近僕はアメリカ人の子とカラオケに行ってきましたが、
やはり洋楽を歌えるのはすごく楽しいし、
人生を変えてくれるキッカケとなり得ます。
好きな歌を外国人と歌ってるだけで
英語力は上げることができます。
英語は話せるようになってからが一番楽しいですからね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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