どうも、ブロッコリーです。
今回は until と混同しがちな
by
について話していきます。
by=「〜までに、〜によって」
とだけ習ってきていませんか?
しかしそれだけだと今後
ほぼ確実に英語学習の迷子に陥ってしまいます。
例えば
I’ll be here by six o’clock.
I’ll be here until six o’clock.
どちらも「私は6時まで〜」と
”〜まで“という訳になりますが、
実際の意味はまるで違いいます。
また、日本人英語学習者のほとんどの人が
学校の先生に
「by には複数の意味がある」
と習うかと思います。
例えば
…まで、…の近くに、…のそばに、
…に沿って、の手元に、のかたわらに、
…を過ぎて、を通って、…を経由して、
…のそばを、…によって、、、
と、数を上げるともはや無限に存在します。
しかし、英語を母国語とする
ネイティブスピーカーたちは
意味を1つ1つ覚えているわけではありません。
ただ
「明確なイメージを理解している」
だけです。
このイメージを理解する事さえできてしまえば、
もうあとは勝ち確定のゲームです。
・単語1つ1つにある複数の
日本語訳を覚えなくていいし
・知らない熟語に出くわしても
イメージでそのまま理解できるし
・英語を英語のまま理解できる
ようになります。
英語を習得するのに大事なのは
「日本語訳を1つずつ覚える」
のではなく
「英語のコアイメージを理解する」
ということです。
ということで今回は
by のイメージ
について話していきます。
by=「〜の近くに」
ではその by のイメージは何かというと
「近くにいること」
です。
by=「〜によって、まで」
と覚えていた人もいるかもしれませんが
nearby や close by などのように
by が「近く」というイメージで
この表現が生まれました。
例えば
Stand by me.
この有名な歌の曲名も
「私のそばにいて」という意味にもなります。
そして Stand by me は
「〜味方する」という意味でも使われます。
それも by のイメージから考えれば簡単です。
なぜなら応援したり
味方になってくれる人は
いつだって「近く」にいてくれる人です。
だから「近く」というイメージを持った
by が使われるんです。
他にも、
By the way.
これも by の「近く」という
イメージで説明できます。
By the way.
を分解してみると
by 「〜の近くに」
the way「道」
つまり、
「僕たちが通っていた道(way)あがる」
「その道の“近く”に行く」
だから
「道が逸れる」
となり、
「話が逸れる」
↓
「ところで」
という日本語訳になります。
日本語でも
「話が逸れるんだけど〜」
と言うように
英語でも
「話が逸れる」
↓
「話してきた道から逸れる」
↓
「by the way」
となります。
これも by の「近くに」という
イメージから派生された意味なんですよね。
by の手段、方法の意味も「近く」
by の「近くに」という
イメージから考えれば
僕たちが習ってきた
by=「手段、方法」の意味
も説明できます。
例えば
手段、方法の by は
by bus
by bike
のうように使われます。
ではなぜ by が使われるのか。
それは by bike なら、
行く目的地に対して
常に自転車が「近く」にあるからです。
by bus も同じで
目的地に行く際は
常にバスが自分の「近く」にあります。
むしろ近くにないと
目的地まで行けないくらいですね。
受動態に使われる by も「近く」
「近く」という意味の by は
受動態にも使われます。
例えば
I was bitten by the dog.
これを日本語訳すると
「私は犬によって噛まれた」
となりますが、
この時もやはり
犬は「近く」にいるはずです。
ではなぜわざわざ by を使うのか。
これが英語の面白いとこです。
I was bitten by the dog.
のような受動態に
by が使われる事によって
「the dog」
が強調されるんです。
わかりやすくするために
あえて日本語にしてみると、
I was bitten
「私噛まれたんだよね〜」
by the dog
「犬にね!!!」
と犬が強調されるわけです。
なぜ犬が強調されるかというと、
これも by の「近く」
というイメージから考えれば簡単です。
I was bitten by the dog.
の時、
わかりやすくするために
「was bitten」
を抜いて考えてみます。
するとちょっと変な英語になりますが、
I by the dog.
となりますよね。
分解すると
I「私は」
by「〜の近くに」
the dog「犬」
つまり
「私は犬の近くにいます」
となります。
「私は犬の近くにいる」
ということは、
話の中心は、
近くにいる”犬“
にあたります。
例えば野球を観に行った時に
「おれイチローの近くで観戦したんだよね!」
といったら
話の中心は“おれ”ではなく
イチローの近くで!
と、イチローになるはずです。
それと同じで
I was bitten by the dog.
と言う時も、
by の後の the dog が強調されるんです。
このイメージを作っているのが
「近く」の意味を持つ by となります。
by と until の明確な違い
では最後に受験英語頻出問題
by と until
の違いについて話していきます。
例えば
・I’ll be here by six o’clock.
・I’ll be here until six o’clock.
どちらも「〜までに」と訳しますが
意味は全く違います。
これはイメージ化しなくても簡単です。
どちらも「〜まで」という
日本語訳を忘れて
・by「〜まで“に”」
・until「〜まで“ずっと”」
と覚えてしまいましょう。
しかしこれは英語を
熱心に勉強をしているあなたには
「そんなの知ってるよ」
となるかもしれませんね。
そんなあなたはぜひ
なぜこうなるのかまで考えておきましょう。
まずは until から。
until は「〜までずっと」
という意味なので
「その時の直前まで」
となります。
では、ここから大事なことを言います。
until は「直前までずっと」
という意味なので
Until Friday
であれば「金曜日まで」と訳しますが、
実は
金曜日は含まれせん。
つまり
「木曜日の終わりまでずっと」
という意味になるのです。
ではここで問題です。
The library will be open until Sunday.
となれば、
「いつまで図書館は開いているでしょうか?」
↓
↓
↓
答えは
until は日曜日を含まないので
「土曜日の終わりまで開いている」
という事になります。
これが until の本当の意味です。
では話を元に戻して
by について解説してきます。
ではなぜ by は
I’ll be here by six o’clock.
といったら
「6時までの時点ならいつでもいい」
という意味になるのでしょうか?
それも by のイメージ「近く」から考えれば簡単です。
by=「近く」
とずっと言ってきましたが、
そもそも「近く」って
人によって全然感覚が違うはずです。
1mが近いと感じる人もいれば
5mが近いと感じる人もいます。
つまり「課題の締め切りは8時ね」
と言っても受け取り方は人それぞれなので
「早めに提出した方がいいな」と
5時が8時と近いと感じて
5時頃に提出を終わらせる人もいれば、
7時過ぎになって
「そろそろ課題を提出するか」と
7時50分が8時と近いと感じて
8時まであと10分の時に
やっと提出する人もいます。
これと同じです。
なので by には「〜までならいつでも」
という意味が生まれるんです。
人それぞれ感じる度合いは違えど
近いと感じる時には
by
を使います。
I’ll be here by six.
Stand by me.
by the way
by bike
I was bitten by the dog.
全て by の
「〜の近くに」
というイメージから
色んな意味に派生しています。
ぜひ覚えておいて下さいね!
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