in=「〜の中に」は嘘?全ての熟語を1発で理解できる in のイメージについて解説

英語

どうも、おおはまです。

 

in は「〜の中に」

 

とだけで覚えてしまっていませんか。

 

in=「〜の中に」でも

間違ってはいないのですが、

 

これだけで暗記してしまっていると

 

My friend was sitting on the grass.

My friend was sitting in the grass.

 

この2つ違いを理解することは難しいです。

 

そして暗記作業に頼っていると

 

「get in the car」だっけ?

「get on the car」だっけ?

 

と、こんがらがってしまいます。

 

受験勉強のためにした単語暗記だけでは

英語学習には限界があり、

 

このまま勉強をすると

ほぼ確実に挫折に向かってしまいます。

 

日本語訳としての「〜の中に」

というのはもう忘れて

 

ネイティブたちが in に対して抱いている

“イメージ”

を理解していきましょう。

 

単語のイメージさえ理解できれば、

 

・細かな日本語訳を覚える必要がなくなり

・英語を英語のまま理解できるようになり

・頭に浮かんだイメージをそのまま英語で発する

 

ことができるようになります。

 

in のイメージを理解して

英語を飛躍させませしょう。

 

in=「立体的に囲まれている感」

 

では、その in のイメージは何かというと

 

「立体的に囲まれている感」

 

です。

 

何かに囲まれている=なんか広い空間にある

と捉えてしまう人もいますが、

 

「広い空間」である必要はありません。

 

例えば、

 

There is something in my pocket.

 

だと、そのsomething は別に

広いところに囲まれている訳ではありません。

 

ポケットというとても狭いところです。


 

それでも in を使うのは、

 

立体的に囲まれている

「内部感覚」があるからです。

 

この「中にいる感覚」こそが

in の本当の意味であり、

 

ネイティブたちが in を使う時に感じている

”感覚“

そのものなのです。

 

「中にいる感覚」を1つ1つの

状況別に日本語訳をつけるから

 

覚える日本語訳が多くなっているのでした。

 

しかし、この

「立体的に囲まれている感」

「中にいる内部感覚」

 

さえ身につければ

もう in の意味でごっちゃになることはありません。

 

ぜひこの in の”内部感覚”を身につけましょう。

 

in なのか on なのか

 

次にこの問題。

 

A:getting in the car

なのか

B:getting on the car

 

「car につく前置詞は in なのか on なのか」

という問題。

 

これは受験英語でもよく出題される問題で

多くの人がどっちがどっちなのか

 

分からなくなる前置詞の1つです。

 

しかしこれも

 

“内部感覚”

 

がわかれば1発で区別することができます。

 

正解は

 

A:getting in the car.

 

です。

 

ではなぜそうなるかというと、

 

「車に乗り込んで狭い空間の中にいる」

とネイティブは感じるからです。

 

対して on を使うのは

 

・getting on the bus.

 

こちらには on を使います。

 

どちらも同じ「〜に乗る」

という意味ですが、

 

2つの大きな違いが

 

「内部感覚があるかどうか」です。

 

getting in the car. 

 

は車の中に入って

「立体的に囲まれている感じがする」

 

だから in を使います。

 

一方で、

 

getting on the bus.

だと、ある程度サイズが大きいので

 

「立体的に囲まれている感」

 

というより、

 

「バスの床に足がピッタリくっついて

上に乗っかっている感じ」

 

というイメージなんですよね。

 

だから bus には

in ではなく on を使います。

 

他にも

 

I’m on the bicycle.

 

これは in の「立体的に囲まれている」

というよりは、

 


自転車と自分が「くっついている」

の方がイメージできると思います。

 

だから on を使うのです。

 

※ on「くっついている」の記事はこちらで解説しています。

 

少し話がそれますが、

 

バスは”くっついている感”があるから on で

車は”囲まれている感”があるから in を使う

 

というと、

 

「私にはバスでも“囲まれている感”があるんだけど」

 

と突っ込んでくる人がいます。

 

しかし大事なのは

 

「英語話者はこう感じる」

 

というネイティブの感覚を理解する事です。

 

文化も風習も全て違う

全く別の文化圏の人たちが使う言葉なので

 

当然日本人と感覚がズレている箇所はあります。

 

英語話者の感覚を身に付けず

 

英語を日本語に当てはめて理解しようとすると

いつまで経っても身につきません。

 

「へ〜、ネイティブはこう感じるんだ。」

「確かにそういう捉え方もあるよな。」

 

と、大きな心を持って理解を進めていきましょう。

 

話を元に戻すと、

 

このように

in は「何かに囲まれている内部感覚」

を理解する事ができれば

 

もう暗記作業をする必要はありません。

 

そして今までは

“物理的”に何かに囲まれている感

を話してきましたが、

 

実は物理的に囲まれているだけではなく、

抽象的な意味にも使うことができます。

 

抽象的に囲まれている in 

 

例えば

 

We are in love.

 

これは love という概念に囲まれている感じ

を表しています。

 

愛に囲まれている。

 

なんだかおしゃれですよね。

 

愛に囲まれているから

 

「恋愛中」とか「愛し合っている」

という意味になります。

 

そして love だけでなく danger にも使えます。

 

I’m in danger.

※danger=危険、危機

 

これだと危険という概念に

囲まれている状況を表しています。

 

まさしく”危険な状態“ですよね。

 

このように in はとても汎用性が高く、

 

その分日本語に訳そうとすると

無限に和訳を覚えなくてはなりません。

 

in=立体的に囲まれている

 

これをしっかり頭の中にイメージできるようになれば

もう in で困る事はありません。

 

冒頭の答え

 

さて、最終章です。

 

冒頭に書いた2つの英文、

 

・My friend was sitting on the grass.

・My friend was sitting in the grass.

 

これらを今までに話したイメージを使うと

どんな訳になるでしょうか。

 

一度考えてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

ではいきます。

 

今回覚えたのは

 

in=「立体的に囲まれている感」

on=「くっついている感」

 

でしたよね?

 

それを使うと

 

on the gras は「草にくっついている」

in the grass は「草に囲まれている」

 

というイメージになります。

 

すると、

 

草にくっついている=草を面として捉えている

 

という事に気づきましたか?

 

これに気づけていたら

もう on のイメージはしっかり理解できています。

 

「草を面と捉えてくっついている」

 

ということは

 

「草の丈は低い」

 

という事になります。

 

反対に in the grass の方は

 

草に囲まれて=草を立体的に捉えている

 

ので、

 

「草の丈は割と高かった」

 

という事になります。

 

草の丈が低いとか、高いとか。

もはやわからぬ。

 

となりそうですが

これがネイティブたちが持つ in のイメージなのです。

 

最初はなんだか腑に落ちないことだらけだと思いますが、

徐々に理解していって

 

腑に落ちるとこまで繰り返し学んでいきましょう。

 

PS、

 

今は読んだばかりで理解していても

人はすぐに忘れてしまう生き物です。

 

エビングハウスの忘却線によると

 

学んだ内容は

 

20分後には約40%忘れていて

次の日には70%以上が忘れてしまいます。

 

なのでほぼ覚えていません。

 

一度見たり聞いたりしただけで全てを覚えられるほどロボットみたいな脳でありません。

 

せっかく入れた知識を

忘れないようにするには

 

復習を習慣化させることが最適です。

 

僕も英語のブログやYoutubeを見るときは

 

前に読んだ記事や

前に見た動画を

 

ひたすら繰り返して

見たり読んだりしていました。

 

こうすることできちんと記憶に定着し

英語力を継続的に上げることができるので

 

ぜひ何度も読み返すようにしてみてくださいね。

 

Keep in mind!

 

※ keep=保つ

※ in=立体的に囲まれている

※ mind=心

 

→心という概念に囲まれて保つ

→心に留めておく

→覚えておく

 

Keep in mind!

(覚えておいてね!)


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